2001年9月11日にテロリストたちが米国を攻撃した際、現在の視点から見ると驚くべき反応が起きた。米国があらゆる政治的・思想的分断を越えて即座に団結したのだ。それから3日以内に、上下両院は合わせて518対1の投票で、攻撃の責任者とみなされる者への武力行使を承認する包括的措置を可決した。当時実施されたウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の調査では、ジョージ・W・ブッシュ大統領の職務遂行について82%が支持すると答えた。同氏は数カ月前に就任したばかりで、しかも大統領選の一般得票数では対立候補を下回っていたというのにだ。米国民のほぼ4分の3は、米国が攻撃を受けたにもかかわらず――あるいは、攻撃への団結した対応のためかもしれないが――国は正しい方向に進んでいると答えた。多くの意味で、米国は最良の姿を見せていた。
米同時テロ後の「団結」、深刻な政治分断の種まく
米同時多発テロ事件から四半世紀がたった今、振り返ってみると、その余波がいかに国民の信頼を損ない、現在の党派対立を助長したかが分かる
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