人工知能(AI)が人類を滅亡させかねないとの懸念が高まる中、米連邦議会ではAIを巡る危機感が急速に拡大している。長年にわたり限定的な対応にとどまってきた数十人の議員が、性能を向上させ続けるAIモデルを規制する新法案を相次いで打ち出している。事情に詳しい複数の関係者によると、下院民主党は中間選挙で過半数議席を奪還した場合、AIに特化した特別委員会の設置を検討している。ロー・カンナ下院議員(民主、カリフォルニア州)は9日、原子力や航空機の規制機関に相当する連邦規制機関の設置を呼びかけたほか、AIシステムが危険な挙動を示した際に強制停止できる「キルスイッチ」の導入を支持した。米アンソロピックの研究者が今週退社した際、同社や競合が制御不能になりかねないシステムを開発していると警告して拡散されたことで、超党派による懸念は一気に高まった。
米議会、「AI終末論」に警戒感急拡大
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