特別に話がうまいわけでも、目立つタイプでもない。それなのに、なぜか「もっと話したい」「また会いたい」と思わせる人がいる。人を惹きつける魅力は、話題の豊富さやコミュニケーション能力だけで決まるものではないのかもしれない。本記事では、子どもも読めて、大人に刺さる『小学生でもできる言語化』をもとに、「なぜか人を惹きつける人の特徴」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

なぜか「人を惹きつける人」の特徴・ベスト1Photo: Adobe Stock

「また話したい」と思う人は何が違う?

 話が面白いわけでも、特別に社交的なわけでもない。
 それなのに、なぜか「また話したい」と思う人がいる。

 あなたにも、思い浮かぶ人はいないだろうか?

何を話しても質問してくれる先輩

 先輩と食事をしたときのことだ。

 その人は話題が豊富で、こちらよりずっと知識も経験もある。
 しかし、不思議と自分の話ばかりはしなかった。

 私が最近観た映画について話すと、「それ、どこが面白かった?」。

 仕事の話をすると、「でも、自分はどうしたいって思う?」と聞いてくれる。

 気づけば、私のほうがずっと話していた。

 帰り道、「もっとあの人と話したかったな」と思った
 自分がたくさん話したのに、である。

言葉は「入れすぎても」伝わらない

『小学生でもできる言語化』には、こんなページがある。

逆に、言葉を入れすぎてだらだらと長くなったり、あまり重要ではない言葉が入ったりしていても、印象が変わって相手に伝わりづらくなってしまいます。

――『小学生でもできる言語化』より

 これは文章だけでなく、会話にも通じるところがある。

「自分を知ってほしい」と思うほど、私たちはたくさん話そうとしてしまうものだ

 しかし、それでは相手が入る余白がなくなってしまう。

人を惹きつける人は「余白」をつくる

 なぜか人を惹きつける人の特徴・ベスト1は、相手が話せる余白をつくれることだ。

 人を惹きつけるために、面白い話をたくさん用意する必要はない
 むしろ、「この人といると、自分の話をしたくなる」と思わせる人のほうが、また会いたくなる。

 魅力的な会話とは、たくさんの言葉で埋め尽くすことではない。

 相手の言葉が入ってくる場所を、ちゃんと残しておくことなのである。