気づくと、1日があっという間に過ぎていく。「自分の人生、このままでいいのか」と思っていても、同じ毎日を繰り返しているだけ。そんなとき、自分を変えるきっかけになるのが、自分自身への「問いかけ」である。話題の書『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)から、いつもの思考を切り替え、自分を覚醒させる「質問」を、本文から特別に一部引用して紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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「あと1日しか生きられないとしたら、今日どう過ごすだろう?」
やりたいと思っていることがあるのに、「いつかやろう」と後回しにしてしまう。会いたい人がいるのに、「また今度でいいか」と先延ばしにする。
私たちは無意識のうちに、「明日も、その先もある」という前提で毎日を過ごしている。
そこで、自分に問いかけてみたい。
もちろん、実際にすべてを放り出す必要はない。
この質問の目的は、限られた時間の中で「自分にとって本当に大切なものは何か」を思い出すことにある。
仕事を早めに切り上げて家族と過ごしたい。
ずっと気になっていた人に連絡したい。やってみたかったことを始めたい。
答えは人それぞれだが、浮かんだものには、その人の人生の優先順位が表れている。
「1日が終わるとき、何が完了していたら充実した1日だろうか?」
朝起きて、「今日はどんな1日になるかな」と考えることはないだろうか。
しかし、それではその日の出来事次第で、「今日はよかった」「今日は最悪だった」と気分まで左右されやすくなる。
『人生アップデート大全』では、毎日を充実させる鍵は「終わり」から考えることだと説く。
「企画書を最後まで仕上げる」「気になっていた場所を片づける」「30分だけでも運動する」。
あらかじめ「これができたら今日はいい日」と決めておけば、周囲で何が起きても、自分なりの充実感をつくることができる。
人生にはコントロールできないことも多い。
だからこそ、自分で決められることに意識を向ける。それだけで、1日の過ごし方は変わってくる。
「どうしたら、もっと周りの人の役に立てるだろう?」
仕事や人生がうまくいかないときほど、「どうすれば評価されるだろう」「どうすればもっとお金を稼げるだろうか」と、「これから何を得られるか」ばかり考えてしまいがちである。
そんなときこそ、目の前の鍵を突破するのは意外な問いかけだ。
「周りの人の役に立つ」ことを意識してみる。
著者の池田貴将氏は、人の悩みの解決策を考えているうちに、自分の悩みの解決策まで見つかった経験が100回や200回ではきかないほどあるという。
行き詰まったとき、自分がうまくくことばかり考えると、同じところをぐるぐる回ってしまう。
そんなとき、「誰かのために何ができるか」と視点を外に向けると、思いもよらない突破口が見つかることがある。
今日、自分に投げかける質問をひとつ変える。それだけで、見えるものも、選ぶ行動も少しずつ変わっていくのだ。








