「このままでいいのだろうか」「これから、どんな人生を送りたいのだろうか」。人生も後半に差しかかると、ふと立ち止まる瞬間がある。後悔しない人生を送る人は、何を大切にしているのか。話題の書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)をもとに、そのヒントを紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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「今とは違う生き方をしてみたい」
新しいことを始めたい。今までとは違う生き方をしてみたい。
そう思っても、いざ一歩を踏み出そうとすると、迷いが生まれる。
「失敗したらどうしよう」
「今の安定を失いたくない」
「本当にこの選択でいいのだろうか」
年齢を重ねれば、守りたいものも増えていく。だから、簡単には決められないのも当然である。
新しい道を選べば、これまでの安心を手放すことになるかもしれない。一方で、今のままでいることにも、「あのとき挑戦していたら」という後悔が残るかもしれない。
どちらを選んでも、いいことばかりとは限らない。だからこそ、「自分はどうしたいのか」を考えることが大切になる。
共通点ベスト1:「最悪の場合はどうなる?」と考えて決断する
後悔しない人生を送る人は、「絶対にうまくいく」と確信してから動くわけではない。
停滞を打破する指南書『人生アップデート大全』では、こう述べられている。
――『人生アップデート大全』より
決断するときに、「最悪の場合はどうなる?」と考える。
たとえば、新しいことに挑戦して、時間やお金を使ったのに、思うような成果が出ないかもしれない。
それでも「やってみたい」と思えるだろうか。
大切なのは、失敗しない道を探すことではない。起こり得る結果まで考えたうえで、「それでもこちらを選ぶ」と決めることだ。
最終的な結果まで自分で引き受ける覚悟ができれば、人は迷いから自由になれる。
手放すものを決めると、人生は自由になる
人生後半になるほど、時間は有限であることを実感する。
だからこそ、すべてを手に入れようとするより、「何を大切にして、何を手放すか」を自分で選ぶことが重要になってくる。
運動を始めれば自由な時間は減る。
しかし、その先には健康な体があるかもしれない。
新しい勉強を始めれば、ラクに過ごせる時間は減る。
しかし、その先には今まで知らなかった世界が待っているかもしれない。
――『人生アップデート大全』より
今のままでいることにも、新しい道を選ぶことにも、それぞれ代償はある。
大切なのは、「どちらが正しいか」ではなく、その選択の先にあるものまで、自分で引き受けられるかどうかだ。
そうやって自分で選んだ道なら、たとえ思い通りにならないことがあっても、「自分で決めた人生だった」と思える。
後悔しない人生とは、失敗しない人生ではない。
自分が納得できるものを、自分で選び取っていく人生なのだ。








