成功を目指すかどうかも
自分で選べばいい
日本人著者の自己啓発本の多くが「成功すること」を第一義として書かれているということも、この誤解を助長する大きな要因になっているのですが、たいていの日本人は、自己啓発本というのは「成功しなければ意味がない」という価値観を前提にしているのだろうと思い込んでいるフシがあります。
でもアメリカの自己啓発本が言っているのは、そういうことではありません。アメリカの自己啓発本が主張しているのは、「あなたの目の前には無数の選択肢がある」「その中からどれを選ぶかはあなたの自由である」ということだけ。アメリカの自己啓発本にとって「成功」とは、無数の選択肢のどれかを選んだ結果として、「たまたま生じる現象」にすぎません。
もしあなたが今の人生に満足していないなら、それは「あなたが過去に行った選択の積み重ね」がそうさせているだけです。なぜなら、あなたの人生とは、あなたが日々、一瞬一瞬、選んでいる「無数の分岐点」の総和だから。
『自己啓発本を1000冊読んでわかったこと』(尾崎俊介、集英社インターナショナル)
そして過去の選択の積み重ねがあなたの現状をつくり出したのであれば、あなたの未来もまた、この先のあなたの選択次第でどのようにでも変えられます。
そう、「今、この瞬間のあなたの選択によって、あなたの未来は好きなように変えられる」ということ、これこそが、ありとあらゆるアメリカの自己啓発本の主張の核心なんです。
だからアメリカの自己啓発本は、読者に希望を与えます。
・あなたは選べます。
・あなたは変われます。
・あなたは創造できます。
日本の自己啓発本が「成功しなければ無」という価値観に縛られがちなのに対し、アメリカの自己啓発本は「選択の自由こそ尊い」としているのです。







