開発者会議「メタコネクト」で、小型端末「ミューズ・チャーム」を手にするザッカーバーグCEO(23日)
米 メタ・プラットフォームズ のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は23日、同社の年次開発者会議の壇上に立った。新たに投入した人工知能(AI)エージェント「ミューズ」への注目が高まる中、既存の製品群と新技術の融合を披露することでその勢いを維持したい考えだ。
メタが最新のハードウエアを発表し、開発者に試用させるこの会議は、同社がかつて別々に手掛けていた取り組みがついに一つに結実しつつある様子を明確に示すものとなった。ザッカーバーグ氏は、消費者は「パーソナル・スーパーインテリジェンス(超知能)」を享受すべきだと語っており、ミューズはそのビジョンの要となっている。
「時には年間を通して厳しい状況が続くこともある」と同氏は基調講演で述べた。「それでもわれわれが開発を続けるのは、それがわれわれの本質だからだ。そして作り上げているものの中心にあるのがミューズだ」
ザッカーバーグ氏は壇上で、複数の新たな眼鏡型端末や機能を発表した。これには今後数カ月でミューズを眼鏡型端末に組み込む計画も含まれる。この機能により、同端末を装着したユーザーは「ウェイク(起動)ワード」でエージェントを立ち上げ、完全にハンズフリーで利用できるようになる。
同氏はまた、キーホルダーに取り付けられる新たな小型デバイス「ミューズ・チャーム」も披露し、これを使ってユーザーがミューズと会話できるようになると説明した。メタはこのデバイスを年末商戦に間に合うよう出荷する計画だと同氏は述べた。
新型スマートグラスを披露するザッカーバーグ氏
メタのスマートグラスを装着し、画面上に表示されたAIエージェント「ミューズ」を動画で撮影する来場者
「ものづくりは私の愛の言葉」と書かれたTシャツを着たザッカーバーグ氏は、スマートグラスに搭載したミューズの機能を実演した。端末を通じて自身のエージェントに、アンドリュー・ボズワース最高技術責任者(CTO)との会議のためカレンダーに時間を確保するよう指示した。実演は成功したようだ。







