「さつま揚げ」や「ちくわ」などの魚介の加工品は旨みがよく出るので、実は「小鍋」にぴったりの具材です。冷凍したまま小鍋に入れて煮るだけで、ほどよい旨みが加わって、味をまとめてくれます。料理家・小田真規子先生の最新刊『小鍋天国』から、「さつま揚げ」を使った絶品レシピを紹介します。

冷凍保存した「さつま揚げ」「ちくわ」は、“小鍋生活”最強の味方!写真はイメージです Photo: Adobe Stock

さつま揚げ、ちくわは「小鍋生活」最強の味方!

「小鍋」を作るために、毎回買い物に行くのも大変ですよね。そんなときには、家に常備している具材を使って「小鍋」を作ればいいんです。

 オススメなのが、「さつま揚げ」や「ちくわ」などの練り物。手軽で常備している方も多いと思いますが、こうした魚介の加工品は旨みがよく出るので「小鍋」にぴったりの具材です。

 特に、醤油味の煮込みや、エスニック風味の煮込みなどに入れると、ほどよい旨みが加わって、味をまとめてくれます。

 もう一つオススメなのは「油揚げ」。食べやすい大きさに切った「油揚げ」を鍋に入れると、スープをたっぷり吸って、口に含んだときに旨みがジュワッと広がります。

「さつま揚げ」「ちくわ」「油揚げ」は冷凍保存をしておけば、冷凍のまま鍋に入れてOK。こんな食材を常備しておくと、「小鍋生活」の頼もしい味方になります。

さつま揚げを使った「絶品レシピ」

 それでは、『小鍋天国』から「さつま揚げ」を使ったとっておきのレシピをご紹介しましょう。「豆腐とさつま揚げの“天かす”おでん」。手間いらずで「屋台のおでん」味が楽しめる一品です。

豆腐とさつま揚げの”天かす”おでんの完成画像豆腐とさつま揚げの“天かす”おでん

【レシピ名】
豆腐とさつま揚げの“天かす”おでん

【具材】1~2人分
木綿豆腐:1丁(300g)→四等分に切る
さつま揚げ:小4枚(120g)→さっと洗って2等分に切る

【スープ】
水:2カップ
醤油:大さじ2
みりん:大さじ4
昆布:3cm角に切ったもの2枚

【仕上げ】
天かす:大さじ4~5
練りがらし:適量
七味唐辛子:適宜

【作り方】
1 鍋に【スープ】を入れて中火にかけて煮立て、さつま揚げ・豆腐を加える。
2 再び煮立ったら弱火にし、10分煮る。
3 天かすを加え、ひと煮する。
4 とり分けて、練りがらし又は七味唐辛子でいただく。

 さつま揚げと天かすがあれば、“おでん味”は作れます。残りの天かすは、サラダのトッピングや味噌汁に入れてもいいですね。ぜひお試しください!

小田真規子(おだ・まきこ)
料理研究家、栄養士、フードディレクター
「スタジオナッツ」を主宰し、テレビ、雑誌、広告などで幅広く活躍。食べる人、作る人、どちらにとっても無理がなく、シンプルな材料と手順でおいしく作れるレシピに定評がある。電子レンジ調理は、およそ30年研究を重ね、料理誌や生活情報誌でも数多くのレシピを紹介している。12万部を突破した『まいにち小鍋』(ダイヤモンド社)のほか、累計85万部超えの人気シリーズ『つくりおきおかずで朝つめるだけ! 弁当』(扶桑社)など著書多数。料理のコツを紹介するインスタグラム(@studionutsnuts)も人気。