イスラエルの電子商取引業界で働くアルモグ・イタリーさんは、妻と10代の子ども2人と共に日本で休暇を過ごし、空路で帰国中だった。眼下に広がる砂漠の円形かんがい農地をのんびり撮影していたところ、アラブ首長国連邦(UAE)の航空会社フライドバイの1073便が突然急降下を始めた。「乱気流に巻き込まれた時のように降下し始めたが、尋常ではなかった。20秒から30秒、急激に降下した。その後は安定したが、また落下し始めた」とイタリーさんは語った。「何が起きているのか分からなかった」20列目の座席にいたイタリーさんからは見えなかったが、コックピットでは必死の格闘が繰り広げられていた。副操縦士が機長を刺し、機長は反撃して自らコックピットのドアを開けたと、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は述べた。