米連邦準備理事会(FRB)のフィリップ・ジェファーソン副議長は1日、追加利上げするかどうかを判断する前に、さらに時間が必要になる可能性があると述べた。今週に入り、ニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁も同様の発言をしており、今月後半の会合でFRBが利上げを実施するとの見方に疑問を投げかけている。ジェファーソン氏の発言は、ウィリアムズ氏の見解を補強するものとなった。ウィリアムズ氏は9月29日、FRBが9月に利上げしたことを受け、追加利上げを「急ぐ必要はない」と述べていた。ジェファーソン氏とウィリアムズ氏は、「トロイカ」と呼ばれる非公式のFRB指導部としてケビン・ウォーシュ議長を支える立場にある。そのため、両氏がそろって同様のメッセージを発したことは、利上げに対する慎重姿勢がFRB高官の個人的な見解ではなく、指導部全体の考えを反映していることを示唆している。