スウェーデンの自動車メーカー、ボルボ・カーは中国企業が所有し、米国に工場や資材販売網を持つ。 地政学的な分断をまたぐことには慣れている。だが同社は現在、これまでで最大の綱渡りに挑んでいる。 何年もの苦難を経たうえ今後もさらなる痛みが予想される中、ボルボの業績回復は、中国資本であることと米国の消費者の両方を取り込む新世代の車種にかかっている。議会が中国製自動車の禁止法案を審議している中であってもだ。最近のインタビューで、ホーカン・サムエルソン最高経営責任者(CEO)はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、ボルボは筆頭株主である吉利汽車(ジーリー) と部品を共有することでコストを下げる意向だと語った。一方、西側諸国で販売される車が中国からアクセスされないよう保護する考えも示した。