中国は、世界銀行の分類で高所得国入りが目前となっているが、世界の富裕国と同列に扱われることを望んでいない。中国は米国と影響力を競い合う中で、中南米、アフリカ、アジアのグローバルサウス諸国(新興・途上国)の盟主としての立場を打ち出してきた。中国はまた、国際的なグループ分類における現在の「発展途上国」という地位から恩恵を受けており、気候変動対策のための国際基金への拠出を免れるなどしている。公式発表によれば、中国の習近平国家主席は2024年の国連イベントでのビデオ演説で、「中国は常にグローバルサウスおよび発展途上国の一員であり続ける」と述べた。それでも中国は、来年7月に世銀が2026年についての算定値を公表する際、高所得国の分類に入る可能性が高い。