ドナルド・トランプ米大統領が今春、テキサス州の連邦上院議員選挙で現職のジョン・コーニン議員ではなく同州司法長官のケン・パクストン氏を支持するかどうか検討していた際、パクストン氏に関する不利な情報が明らかになる可能性が高いと伝えられていた。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。トランプ氏はこれを一蹴し、民主党候補のジェームズ・タラリコ氏の方がもっと不利な情報が出るだろうと述べた。トランプ氏は再考せずに不祥事まみれのパクストン氏を支持し、5月の共和党予備選決選投票での勝利を後押しした。それから数カ月がたち、この決断はトランプ氏にとって中間選挙における最大の賭けになりつつあるようだ。パクストン氏はタラリコ氏を極左の狂信者と印象付けようとしてきたが、同氏は世論調査で一貫してわずかながら優位を保っており、かつては考えられなかった可能性が浮上している。それは、民主党が1994年以来初めて、テキサス州全体の選挙で勝利するというものだ。