中国の習近平国家主席は、中国をテクノロジー・軍事分野の超大国に育て上げるため、巨額の資金をつぎ込もうとしている。一方で、それは危険な債務スパイラルを生み出しており、国内経済の首を絞め、世界の貿易相手国に打撃を与えている。このところ、多くの国における債務負担の高まりが投資家の不安を招いている。だが、中国ほど急激に債務が増加した国はほとんどない。国際決済銀行(BIS)によると、企業や政府、家計の借り入れに関する幅広い指標とされる中国の非金融部門向け与信の対国内総生産(GDP)比率は昨年300%を突破し、2019年末に比べ60ポイント上昇した。現時点では、その比率は米国をはるかに上回っている。習氏が2012年後半に最高指導者となって以来、その額は43兆ドル(約6800兆円)以上増加した。
中国の危険な債務スパイラル、習氏の野望で急拡大
中国が抱える膨大な債務は世界にとっても大きな問題となりつつある
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