米オープンAIのエンジニアが先週、サンフランシスコにある同社オフィスビルの会議室を訪れ、壁に取り付けられたテレビの裏をのぞき込んだ。連邦検察によると、アブドゥルラフマン・アルフォザン被告(35)は、同社幹部とその補佐役しか予約できない会議室を数週間にわたり下見していた。この会議室は経営幹部会議や政府当局者・事業パートナーとの説明会、さらには極秘の研究・製品協議にしばしば使われていた。司法省は13日、1年以上にわたりオープンAIの製品チームで働いていた同被告が、この会議室で交わされる会話を傍受する計画を立てていたと明らかにした。サウジアラビア国籍のアルフォザン被告は、9月下旬、親指サイズの回路基板とマイクをトイレットペーパーで包み、壁掛けテレビ背面のUSBポートに挿入したとして訴追された。