キンバリー・ギルフォイル氏は自身の職を守ろうと奔走していた。自身に不利となる情報が次々と明らかになる中、ドナルド・トランプ米大統領が起用した駐ギリシャ大使のギルフォイル氏は、政権当局者やトランプ氏に近い人物らに電話をかけた。自らの立場を私的な利益のために利用したと示唆するウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道について、深刻なものではないと訴えた。事情に詳しい複数の関係者によると、ギルフォイル氏は先月下旬以降、自身の職について懸念を抱いていた。WSJは当時、同氏がギリシャの建設会社の首席ロビイストと緊密に連携しながらその会社を売り込んでいたと報じていた。同氏はアテネでは早朝であることも多い時間帯に、政権当局者や著名なトランプ氏支持者らに電話し、支持を取り付けようとしたという。