米ブルームバーグは、対話型人工知能(AI)インターフェース「ASKB」を全ユーザーに提供し、既存の金融情報と独自コンテンツを統合できるようにすると明らかにした。ブルームバーグは今年に入り、「ASKB」を限定的にユーザー向けに提供し始め、現在ではブルームバーグ・ターミナルの全契約者の3分の1以上が利用している。ユーザーが「ASKB」に独自の情報などを追加できるようにすることで、これまでアクセスできなかったデータや、人間の脳が迅速に統合するには量が多すぎて複雑になりつつあるデータを、AIシステムに取り込めるようになる。ブルームバーグ・ターミナルは、金融専門家にとって市場データ、ニュース記事、決算電話会議の要約、セルサイドリサーチなどの主要な情報源となっている。これらの情報はすでに「ASKB」がアクセス可能だが、ユーザーのウオッチリストやチャットツール「インスタント・ブルームバーグ」での1日当たり約4000万件に上るやり取りなど、依然としてアクセスできない非常に価値の高い情報が大量に存在する。