本記事では、『ありのままの自分で、内定につながる 脇役さんの就活攻略書』の特別企画として、「あなたの弱みは何ですか?」に対する内定に近づく学生の答え方を紹介します。
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面接官が「弱み」を聞く本当の理由
弱みを聞かれると、どう答えれば減点されないかを考えてしまいませんか。
ただ、面接官が見ているのは弱みの中身そのものではありません。知りたいのは「自分のことを正直に話せる人か」と「うちの会社と相性がいいか」の2つです。
人は誰でも弱みを持っています。だから面接官は、弱みがあること自体をマイナスとは考えていません。
むしろ気にしているのは、その話が本当かどうか。理由を聞いた時に納得できる答えが返ってくるか、具体的なエピソードがあるか。この2点で見抜かれます。
「完璧主義です」「頑張りすぎてしまいます」が響かない理由
就活の定番として、こんな答えがあります。
「私の弱みは、完璧主義なところです。何事も細部までこだわりすぎてしまいます。」
一見よくできた答えに見えますが、面接官の受け取り方は違います。「弱みを長所っぽく言い換えて、用意してきたんだな」。そう感じた瞬間、話の信頼度は一気に下がります。
企業が新卒に一番求めているのは、素直さです。弱みを長所に裏返そうとするほど、作っている感が出て、その素直さが消えてしまうわけですね。
一方で、「心配性です」のような定番の弱みでも、実際のエピソードがあれば問題ありません。分かれ目は、言葉選びより「長所に見せようとしているかどうか」です。
内定する学生は、弱みを弱みのまま話す
内定する学生の答えはこんな形です。
「私の弱みは、単純作業や事務作業が苦手なことです。アパレルのアルバイトでは、店長に単純作業はできるだけ減らしてほしいと相談したほどでした。」
ポイントは2つあります。
1つ目は、エピソードをセットにすること。人は何かしらの出来事があって、はじめて自分の弱みに気づくものです。
エピソードは「日常的によくあること」でも「大きな失敗」でも構いません。どちらかがあれば、話に一気に本当らしさが出ます。
2つ目は、無理に裏返さないこと。弱みを正直に打ち明けると、相手はかえってその人を信頼しやすくなります。弱みを隠さない人の話は、強みの話まで信じてもらえるんです。
「その弱みをどう改善していますか?」と深掘りされた時も、正直さは崩さなくて大丈夫。
「飽き性という弱みは、すぐには治らないと考えています。ですので、飽き性であることと、続けるべきことを続けることは分けて考え、必要なことは地道に続けるようにしています。」
治ったふりをするより、付き合い方を説明できる人のほうが、ずっと信用されます。
深掘りで詰まらないためには、事前に「なぜ自分はこれが弱みなのか」を3回ほど掘り下げておくこと。そこまで考えておけば、面接ではそれ以上聞かれることはほとんどありません。
弱みで落ちるなら、それは相性が合わなかっただけ
「単純作業が苦手と正直に言ったら、事務の多い会社には落とされるのでは?」と不安になる人もいるでしょう。
それで落ちたなら、むしろ良かったと考えてください。就活は大学受験と違い、とりあえず受かればいい試験ではなく、お互いの相性を確かめる場です。
苦手なことを隠して入社しても、毎日その仕事をするのは自分です。弱みを話しても「それならうちに合う」と言ってくれる会社こそ、入るべき会社だと思います。
弱みは隠すものではなく、自分に合う会社を見つけるための材料。そう考えるだけで、この質問への答え方は変わってくるはずです。








