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AIデータセンター向けの需要や止まらない円安は、電子部品メーカーにどう影響するのか。本連載では、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析する。今回はニデック、TDK、村田製作所、京セラの「電子部品」業界4社について見ていこう。(ダイヤモンド・アナリティクスチーム)

3社そろって増収、営業利益は3社とも増益

 企業の決算データを基に「直近四半期の業績」に焦点を当て、前年同期比で増収率を算出した。対象は以下の電子部品業界3社で、対象期間は2026年4~6月期の四半期である。

 各社の増収率は以下の通りだった。
・TDK
 増収率:38.3%(四半期の売上高7410億円)
・村田製作所
 増収率:20.7%(四半期の売上収益5023億円)
・京セラ
 増収率:9.9%(四半期の売上高5254億円)

 3社はいずれも前年同期比で増収となり、営業利益も3社とも増えた。特に京セラは約2.6倍に伸びている。

 なお、ニデックは本稿執筆時点で2027年3月期第1四半期決算を公表していない。

 いずれの企業にとっても、AI向けの需要と円安が共通の追い風となる一方、メモリ価格の高騰という逆風もある。次ページ以降では各社の詳細を見ていこう。