勉強から逃げる口実として「地頭」を使っていないか

――受験生でもそういった言葉に食いつくことがあるんですか?

びーやま:あります。やっぱり、受験勉強は大変ですから、「地頭」などのキーワードにすがってしまうというか、「私は大事なのは地頭だと思うんです」みたいなことを言う学生は一定数出てきます。

 でも、これも地頭がいいんだったら、それを受験で証明して見せてよって思います。

――結構厳しいんですね。

びーやま:それで本当に社会で通用するんだったらいいんです。覚悟もあって、前向きな発言なのであれば。でも、受験から逃げるための口実なのだとしたら、それこそ社会に出てから苦労するじゃないですか。

 社会に出てから「私は地頭がいいんで」っていう人を一体どれくらいの人が信用してくれますか? 全然いないというのが現実です。

 そのときに「やっぱりあのとき頑張っていれば」ってならないように、多少厳しくても世の中のことは僕なりに伝えていきたいと思っています。

――ということは、びーやまさん的にはちゃんと勉強して頭をよくしていくのがいいということですよね。

びーやま:そうです。やっぱり地道にコツコツやっていくことでしか頭はよくなりません。「地頭」という言葉を言い訳的に使っても、そのときは楽ですが、結局あとになって苦しい思いをするのは自分です。

 別に誰もが名門大学に行くような猛勉強をする必要はありません。でも、頑張ってちょっと上の大学を目指すだけで、考える力は身についていきますし、本当の意味で頭もよくなっていきます。

――よく理解できました。最後に受験生にメッセージはありますか。

びーやま:今回の「地頭」に限らず、勉強がキツくなってくるとなにかにすがりたくなります。その気持ちもわかります。ですが、そこでぐっとこらえて勉強することが大切です。

 簡単に手に入るものは簡単に価値を失いますが、手に入れるのが大変なものは、その分長く人生に役立ちます。

 将来のことも考えながら、勉強していきましょう。

――本日はありがとうございました。大変勉強になりました。