「人生後半のキャリアや生き方」について考えたことはあるだろうか。実は、「人生後半に必ずうまくいく人」には明確な共通点がある。本記事では、習慣本の超決定版『あきれるほど小さい習慣』をもとに、「人生後半に必ずうまくいく人の共通点・ベスト1」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

「人生後半に必ずうまくいく人」の共通点・ベスト1Photo: Adobe Stock

「人生の後半戦」で差がつくのはなぜか?

「これからの人生、自分はもっと成果を出せるだろうか」
「ここがピークなのかな……」

 あなたも、そう思ったことはないだろうか?

一発逆転を狙って失敗した人の話

 この前、親戚の集まりがあった。

 あるおじさんが、定年を迎えて「自分が何も成し遂げていないこと」に焦りを感じていると吐露していた。

 彼には家族がいて、最近、娘が就職したと聞いたばかりだ。
 それに、定年前まで勤めていた会社は、大企業だった。

 それでも彼は焦りを感じ、娘が就職して家元を離れたタイミングでバーを始めたらしい。

 最初は楽しかったそうだ。
 しかし、次第に思うようにいかなくなり、結局、店を続けることができなくなってしまった。

 着実に結果を出す人と何が違うのだろうか。

小さな一歩が「想像を超えた成果」を生む

『あきれるほど小さい習慣』には、こんなエピソードがある。

吉村さんと武藤さん。2人の間に、大きな能力の差はありません。
むしろ、吉村さんのほうが、最初はやる気も上でした。
決定的な違いは、「自分との約束を守り続けられたかどうか」だけです。
最初の一歩を「大きく始めた人」は途中で息切れしてしまいます。
しかし、「小さく始めた人」は流れを生み出し、いつの間にか止まらなくなる。
このベビーステップこそが、モメンタム(勢い)を生み出し、行動を加速させます。
ロケットスタートで速く進もうとして燃え尽きるよりも、ゆっくりでも小さな一歩を積み重ねる。
そうすることで、想像もできないほどの大きな成果につなげられるのです。

――『あきれるほど小さい習慣』より

 能力の差ではなく、「あきれるほど小さな一歩」を積み重ねられたかが明暗を分ける。

 小さな習慣こそが勢いを生み出し、想像もできない大きな成果につながるのだ。

「人生後半に必ずうまくいく人」の共通点・ベスト1

「人生後半に必ずうまくいく人」の共通点・ベスト1は、「最初から一発逆転を狙わず、小さな習慣を続けること」だ。

 資格勉強だったら、まずは本を開くだけ。
 運動だったら、まずは靴を履くだけ。
 1分以内でできる簡単なことでいい。

 しかしその積み重ねこそが、次第に勢いを生み、人生後半の大きな飛躍をつくるのだ。