ドナルド・トランプ米大統領と共和党は連邦議会の上院と下院、大統領職を掌握する「トライフェクタ」(三冠)の維持を目指している。一方、民主党は上下両院での多数派獲得に向けて争っている。民主は下院の過半数奪還が有力視されているが、共和指導部は下院支配を維持すると主張している。上院選の行方はさらに不透明だ。テキサス、ミシガン、アラスカなど注目を浴びる数州の結果が多数派を決定しそうだ。共和が多数派を保つには劣勢の現職候補を当選させつつ、そのほかの議席を獲得する必要がある。注目の選挙区と数字は次の通り。連邦下院選の結果をうかがう早期の手掛かりが1つあるとすれば、それは南部ケンタッキー州6区(レキシントン周辺)かもしれない。共和は2013年以降、この議席を掌握してきたが、今回は同党のラルフ・アルバラード候補が元連邦検事補の民主候補、ザック・デンボ氏の追い上げをかわそうとしている。24年はトランプ氏がこの選挙区を15ポイント差で制した。デンボ氏が当選すれば、民主が下院支配に十分な共和議席を奪い得ることを示す可能性がある。