サミー・コサートさん(36)はコールセンターの仕事や給仕、コンクリートのつり上げを経験してきたが、一番好きなのはコンクリートのつり上げだ。米テネシー州ナッシュビル在住のコサートさんは12時間交代制で勤務するタワークレーンのオペレーターとして、地上からの高さが数十メートルになることも珍しくない足場から鉄筋やバケツに入ったコンクリートをつり上げて移動させる業務に携わっている。10年以上前にリベラルアーツの準学士号を取得したときには想像もしなかった仕事だが、この仕事に就いてから10年近くがたち、今はクレーンの中が自分に居場所だと感じている。「太陽を浴びながら世界に自分の生きた証しを刻んでいる」。年収12万ドル(約1900万円)のコサートさんはそう話した。「もっと多くの女性がこの仕事に就いて男性並みに稼ぎたがると思う。この仕事を知ってさえいればだけれど」
現場技能職の人手不足、解消の切り札は女性
男性が大多数を占める分野に女性が進出する中で、企業は現場の職場環境の改善を図っている
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