買いやすさを支える
仲介各社のサービス合戦

「新築住宅が土地代や建築費などの積算で価格を決めていくのに対し、中古住宅の価格はマーケットプライス。同じエリアで似たような物件がいくらで動いたかにより、値段が変動していきます。仲介する会社は、取り扱う商品そのもので競合他社と差別化することが難しい。そのためサービス向上で顧客を取り込むしかないのです」

 この1年、仲介各社には顕著な動きが見られた。それは瑕疵保証サービスの広がりだ。

仲介会社の瑕疵保証サービスとは?

「中古住宅はいま一つ、品質面で信頼性に欠けるところがあり、それをサポートするために国が主導して中古の瑕疵保険が始まりました。しかし、これがなかなか定着しない。仲介各社は大手を中心に、先取り的にサービスの一環として瑕疵保証を始めたわけです」

 現在の瑕疵保証は仲介会社が負担してサービスする形で、期間も限定されているものが多く、いつまで続くのかという課題はあるが、売り手と買い手双方に安心を与える効果は大きい。

 その一方で、瑕疵保険についても宅建業法の流れに沿った少額保険も登場し、使いやすくなってきている。さらに国は中古住宅の評価制度の検討を始め、中古でもきちんとリフォームすれば長期優良住宅の認定を行うという方向にマーケット整備を図る考えだ。

 いずれにせよ少しずつ、中古住宅を買いやすい状況が整えられていることは間違いなさそうだ。

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この記事が収録されている「週刊ダイヤモンド」別冊 2013年12月28日号『マンション・戸建て 極上「中古」を探せ! 冬』の詳しい内容はこちらからご覧いただけます。

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