日本全国で栽培された栗の木ですが、元々は今よりも小さい品種でした。

 現在も栗の名産地である丹波地方で、大粒の栗が作られるようになると、見栄えが良く、調理しやすい丹波栗はたちまち全国に広まりました。

栗の柿釜焼き
【材料】むき栗…2個/柿…1個/銀杏…3個/帆立貝柱…1個/椎茸…1個/柚子の絞り汁…適量/塩…少々
【作り方】①柿の頭を切り落とし、5㎜幅を残して中身をくり抜く。栗と銀杏の実はラップをして、3分程度温める。帆立貝柱と椎茸は4等分に切る。②①の材料をフライパンで素焼きし、塩を振る。帆立は半生で、軽く焦げ目がついたら柿釜に詰める。お好みで柚子の絞り汁をかける。

 日本の栗は、天津甘栗でおなじみの中国の品種と違って渋皮がむきづらいため、小粒の栗は手間がかかる割に実が取れないからです。

 昨今は栗のシーズンになると、皮をむいた状態で真空パックされた「むき栗」が売られており、栗ごはんを作るのも楽になりましたが、手間がかかる分、価格もそれなりにお高めです。

 筆者は今回、久しぶりに生栗の皮むきに挑戦しましたが、確かに少々面倒な作業ではあります。

 少しでもおいしくいただけ、かつ楽な方法を模索した結果、

(1)生栗を1~2日陰干しにする(甘さが増します。ただし日に当てると益々渋皮がむきにくくなるので要注意)
(2)一晩水に浸ける
(3)栗の平たい方を下にしてまな板に置き、お尻の丸い部分をできるだけ薄く、渋皮ごと庖丁で切り落とす
(4)栗を手に持って、切り口から頭に向かってまずは鬼皮をはぎ取ってゆく
(5)残った渋皮を丁寧にむく

 というのが良いように思います(もっと良い方法があったらすみません)。

栗飯
【材料】むき栗…150g/米…2合/水…適量/塩…小さじ1/2/酒…大さじ1/
【作り方】①炊飯器に洗米、分量の水、酒、塩、むき栗を入れ、30分程度置いてから炊く。

 自分でむけば、リーズナブルに栗飯や栗おこわ、栗菓子などが作れます。