旬を楽しみ、身体が喜ぶ 江戸料理 栄養価の高い旬の食材を、あまり手を加えずにいただく――。これが江戸料理の醍醐味であり、健康長寿につながる正しい食のあり方だと思います。このコラムでは、江戸料理と健康をテーマに、食材ごとの情報とレシピをご紹介していきます。 第80回 江戸時代は猫またぎの一種だった鮪《まぐろ》 価値が認められたのはヅケが発明されてから 車 浮代 第79回 利休が好んで茶菓子に使った「胡麻」は究極のアンチエイジング食材 車 浮代 第78回 天正年間に伝来した「玉蜀黍《とうもろこし》」 明治後期までは硬粒種(フリントコーン)を活用 車 浮代 第77回 不老長寿の秘薬と言われた「無花果《いちじく》」 干したものは参勤交代のお供に 車 浮代 第75回 隠元禅師が伝えたとされる「隠元《いんげん》」 さやごと食べるようになったのは江戸中期から 車 浮代 第74回 江戸時代から防腐作用が重宝された「青紫蘇」 『名所江戸百景』にも登場した伊勢屋の名物料理にも 車 浮代 第73回 豊臣秀吉大出世の一助を担い、徳川家康の最後の晩餐に供された「蒜《にんにく》」 車 浮代 第72回 古代から高貴な人々に好まれて来た「鱸」は夏場の刺身の一番人気 車 浮代 第71回 芹の陰で長く日の目を見なかった「三つ葉」 栽培が始まったのは江戸時代 車 浮代 第70回 料理の保温にも使われた「おから」は江戸庶民の筆頭健康節約おかず 車 浮代 第69回 防空壕跡で育てられる独活《うど》は大木ならぬ東京のブランド野菜 車 浮代 第68回 薹が立つ前に食べたい「ふきのとう」は春を告げる若返りの妙薬 車 浮代 第67回 古代から海を浄化してきた「若和布(わかめ)」 加工の手軽さから兵糧や非常食にも 車 浮代 第66回 官兵衛が軍略に用いた「魴鯡(ほうぼう)」 小田原城無血開城に貢献 車 浮代 第65回 高野山vs甲信越・東北・北海道 それぞれの地域で偶然生まれた「凍り豆腐」 車 浮代 第64回 江戸っ子の朝餉を彩る「納豆」は晩年の利休も愛した滋養食 車 浮代 第63回 蒲の穂子に似、鉾で作ったから「蒲鉾」 平安時代の饗応に用いられた高級保存食 車 浮代 第62回 初雪の後に獲れるから「鱈」 たらふく、の当て字となった大食漢 車 浮代 第61回 肉系の鍋ものに欠かせない「芹」は数少ない日本原産野菜の一種 車 浮代 第60回 縄文時代は主食であった「栗」 戦国時代は兵糧や戦勝祈願にも 車 浮代 次のページ