英語が得意な人も、会計な得意な人も、会計×英語となると、ちょっと自信がなくなるもの。厳選した単語を徹底的に掘り下げて解説し、好評を博している『会計プロフェッショナルの英単語100』の著者のお二人に、Tipsとも言える会計英語の意外な知識を紹介してもらう。

財務3表のいろいろな呼び方に慣れておこう

 日本語で財務3表は、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書です。呼び方はこれしかないので、200ページを超える有価証券報告書上でも、掲載されているページを検索して見つけるのは至って簡単です。

 これに対して英語では、さまざまな表現があります。たとえば、損益計算書はIncome Statementにもなれば、Statement of incomeにもなります。厚いアニュアルレポート上で検索するときには、少し注意することにしましょう。というより、目次をしっかり使うことですね(笑)。

 この他、Statement of Comprehensive Income(包括利益計算書)とStatement of Changes in Equity(株主資本等変動計算書)があります。