今年最後の記事は、なんとクリスマスイブの日にアップである。というわけで、今回はクリスマス特集としたい。
まずは毎年恒例の「社会貢献アワード」のプレゼント。次に、アメリカで起きた、サンタが実在することを裁判で証明した話。さらに、皆さんにぜひ知ってほしい、聞いてほしいクリスマスソングの話。最後に、クリスマスに「ちょっといい人」になれる方法の話。豪華(?)4本立てである。
今年のアワード受賞者は?
まずは「筆者が勝手に選ぶ社会貢献アワード2013」の贈呈である。まあ、こんなものをもらってもうれしいかどうかは分からないが、2010年の温井和佳奈氏や2011年の佐野里佳子氏はその後もさらに事業を成長させており、当アワードもけっこう先見の明があるのではないかと密かに自負している。その意味で、受賞者に注目してもらいたい。
で、今年のアワードであるが、会員制転職サイトの「ビズリーチ」が開催した「NPOキャリアフォーラム」に贈りたい。
昔から言っているのだが、僕はアワードというものはなにかの「新しさ」を指し示すものでなければ意味がないと思っている。世界を変えるなにか新しいもの、あるいは新しい方向性を指し示すもの。そのようなもの(個人、団体、企業、商品、イベントなど)にアワードを贈り、新しい方向性を社会に指し示すこと以外に、アワードの存在意義はないと思っている。
当「社会貢献アワード」も、そのような視点で選んできたわけだが、ビズリーチが行なった「NPOキャリアフォーラム」は、「ビジネスエリートが高いキャリアを捨てて、NPOに転職する時代」が日本にも本当に訪れたことを指し示すイベントだった。つまり、新しい時代の到来を目の当たりにしてくれたのだ。参加者七十数名と、イベントとしては小規模なものだったが、その意義は大きい。NPOの世界に転じようかどうしようか迷っているビジネスエリートに対して、決断を促す大きな要因になるかもしれない。やはり、新しい時代を切り開くイベントだったと思う。
というわけで、今回の「社会貢献アワード2013」はビズリーチにお贈りしたい。
クリスマスだからこそ
観てほしい映画
さて次は、サンタクロースは実在するという話。
もちろん、この場合の「実在」とは、お父さんやお母さんのことでも、恋人のことでもない。「本物のサンタ」のことである。それが実在することを、裁判で証明してみせる。そんな映画がある。『三十四丁目の奇跡』というアメリカ映画だ。