本当に好きな趣味を書けというのは、当たり前だと思われたかもしれません。しかし、実はこんな当たり前の事なのに実際は、自分の趣味を素直に書けない方が本当に多いのです。

「書類選考という良く分からない審査の中で、変な趣味は書けません」

「こんな趣味を書いていいのか分からなかったので、当たり障りのない趣味にしようと思うのですが…」

 これは、新卒の応募書類作成を指導している際によく聞く相談です。もちろん公序良俗に反するような疑いのある趣味は記載を避けるべきです。というか…社会に出るのであればそういう趣味は見直す機会かもしれません(笑)。

 しかし、書類選考の後は面接が待っています。面接というのは人柄とスキルを見る機会です。もしかすると趣味についての話から、あなた自身を見極めようとする面接官も出てくるはずです。

 この連載の第1回でご紹介したように、「趣味は読書で、よく読んでいる本はデアゴスティーニです!」という人もいました。このケースは、自分を忠実に表した結果、その人柄が気に入られて採用となったケースです。つまり趣味欄を通しての自己アピールができたという事ですね。

 「こんな趣味を書いたら、こう見られそう」という心配が先に立ってしまう事で、結果的に自分をアピールする場所を見失っていませんか?あなたの趣味は、実はあなたが思う程変な趣味ではないかもしれません。キャリアセンターやハローワークのキャリアカウンセラーなど、自分以外の人への相談も是非活用してみてください。

「特技が書けない」と言いながら
実はトンデモ特技を持つ就活生達!

「趣味」以上に就活生からの質問が多いのが、「特技」の記載についてです。そもそも履歴書やエントリーシートを見ても、趣味はあるものの特技が無記入という方も非常に多いように思います。なぜそうなってしまうのでしょうか。

 話を聞いてみると、無記入の方の6割以上が「特技と言えるものなんてない」と答えます。そして特技は、あるレベルまで突き抜けてないと書けないと思っている方も多いようです。

 例えば、サッカーなら全国大会レベルであったり、カラオケならプロダクションの最終オーディション通過レベルというとの事です(これはもはやプロレベルですね)。

 「そんな全国レベル以下の特技を書くなんておこがましい」などと思ってしまうのでしょうか。でも「特技」こそ「趣味」と同様にあなた自身を表現するフリースペースなのです。これを書かないなんて、勿体ないことです!!

 実は特技は、人と話している時に見つかりやすい場合が多いといえます。