未来の政府の
2つの政策

未来の政府は、内外政策を「2種類ずつ」実行することになる。

1つは物理的な「現実」世界向け、もう1つはオンラインに存在する、「仮想」世界向けの政策だ。

これらの政策はときに矛盾し合うように思えるだろう。

サイバー空間で戦争を仕掛ける一方、現実世界では平和を維持するといったように、一方の世界を厳しく弾圧しながら、もう一方の世界では特定の行動に目をつぶる。だがそれは、コネクティビティによって自らの権威を問われ、脅かされる政府が、何とか対処しようと試行錯誤を重ねるからにほかならない。

永遠に刻まれる
私たちのアイデンティティ

オンラインでつながった市民は、現実世界と仮想世界でいくつものアイデンティティを手に入れることになる。

仮想アイデンティティは、いろいろな意味で、ほかのすべてのアイデンティティよりも優先されるだろう。仮想アイデンティティが残す痕跡は、オンラインに永遠に刻まれるからだ。