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「デジタルな日常」を生きる

新年度を機に、スマホで
「手帳のデジタル化」をはじめよう

松村太郎 [ジャーナリスト・著者]
【第16回】 2014年4月8日
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To Doリストを作るか否か

 先ほどの話は長期視点だったが、今度は短期視点。スマートフォンとの連携がより生きる使い方ができる。自分のペースメーカーとして、スケジューラーを利用するのだ。

 例えば会議やミーティング、ランチなど、自分のカレンダーに入れるのは、誰か他の人との予定が多い。しかし、自分がやりたいことのためにスケジュールを入れても良いはずだ。書類をまとめる、郵便を送る、電池を買い足すなど、15分で終わるタスクから、2時間ほど時間を確保して取り組みたい仕事まで、様々なことに時間を使わなければならない。

 ならば、他の人との予定と、主に自分が空いている時間にやりたいことを「時間を確保する」感覚でカレンダー上で押さえてしまってはどうだろう。

 これをすることによって解消されるのが、積み上がるTo Doリスト、タスクリストだ。もちろんこれも、積まれたタスクを上から片付けていける人は必要ないのかもしれないが、どうしてもTo Doリストが性に合わない場合、無理にリストを作らず、やらなければならないことを、カレンダー上に時間として確保してしまえば良いのだ。

 こうしておくと、パソコンのカレンダーとクラウドで連携したスマートフォンには、その時間や15分前になればアラームの通知が来る。やることを忘れる心配がなくなり、またそろそろ次のことをやらなければなりませんよ、というお知らせにもなるのだ。

 こうしたタスクに対する時間確保と、前述の中長期の計画の方法と組み合わせることで、1週間のタスクをあらかじめ週の頭に組んで、スマートフォンで通知を鳴らしながら行動することもできるのだ。

 もしも予定していた時間にタスクが終わらなかったり、急な予定が入ってしまった場合は、そのタスクを別の空き時間にずらす必要がある。裏を返せば、前後に余裕を持ってタスクの時間を組んだり、週に1日〜2日、バッファーとして何のタスクもアサインしていない時間を作っておくことが大切になる。

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松村太郎
[ジャーナリスト・著者]

まつむら・たろう/1980年生まれ・米国カリフォルニア州バークレー在住のジャーナリスト・著者。慶應義塾大学政策・メディア研究科卒。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、キャスタリア株式会社取締役研究責任者、ビジネス・ブレークスルー大学講師。近著に「スマートフォン新時代」「ソーシャルラーニング入門」など。

「デジタルな日常」を生きる

スマホ、SNSなど、毎日の暮らしに欠かすことのできなくなったネット環境とデジタルツール。その一方で、セキュリティやプライバシーの問題、ツールへの依存、ネットコミュニティとの関わり方など、日々新たな問題が現れ、状況は変化している。私たちは「デジタルな日常」をどう生きていけばいいのか、米国シリコンバレー在住の記者が、生活者の目線で解説する。

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