回答6:めげずに少しずつ
話を振って糸口をつかむ
無口=話したくない、ではありません。
「ああ」、「そうだね」もリアクションのひとつと捉えて、無難な話題で少しずつアプローチしてみましょう。
反応がよくなければサッと切り上げていいんです。
「台風が上陸したみたいですね」
「ああ」、
「昨日のサッカー、いい試合でしたね」
「ああ」、
「消費税も上がって大変ですね」
「そうだね」
会うたびにこうしたやりとりを続けているうち、別のリアクションが出てくることもあります。
そこがチャンス。
「その日焼け、ゴルフですか?」
「いや、これは釣りだよ」
となったらしめたもの。
釣りを糸口に、
「今の季節は何が釣れるんですか?」
「磯ならメジナやイサキかな」
「おいしいですか?」
「もちろん」
と掘り下げていくことができます。
一度でもこうした機会を持てれば、次からは会話のハードルもかなり下がるはずですよ。
お役立ちフレーズ6
「消費税も上がって大変ですね」
次回は、知り合いのいないパーティーでの過ごし方についてお話しします。
(次回は4月25日更新予定です)
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回答するのは、『雑談力が上がる話し方』でおなじみの明治大学の齋藤孝教授。
「エレベーターで社長と2人に。緊張して話せません」
「保険のおばちゃんの長話を何とか切り上げたい」
「無口な部長と2人で出張。会話が不安です」
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