振り返れば、親である自分たちが就活生だった頃に、高い志を持って就活を行ったのかといえば、おそらく多くの人がノーと答えるはずである。なんとなく大学3年生を迎えて、よく分からないまま片っ端から企業を受験して、その中で一番条件がいい会社に就職する……というのが現実ではないだろうか。

 仕事に対しての面白さややりがいを見つけたのは、30歳を過ぎたぐらいであり、世の中の企業や人をしっかり見極められるようになったのは、40歳過ぎたぐらいからだといってもいいだろう。それを、20歳そこそこの大学生に、「もっと就活に対して真剣に取り組め!」というのは、無茶な話である。

 上記のことを踏まえて考えると、親は就活生たちが自分と同じような考え方、同じ視点で就活に取り組んでいないという現実を、強く認識しなくてはいけない。

<調査方法>
・調査会社:楽天リサーチ
・対象者:大学、大学院を卒業してから3年以内の男女(全国対象) 22歳~28歳
①就活中に内定を3つ以上獲得した社会人100人
②就活中に内定が0個だったアルバイト、及びパート、派遣社員、契約社員100人
・質問数:36問
※うち6問は追加質問になったため、回答者は200人未満
・調査日時:
①2012年2月
②2012年3月
※追加質問6問に関しての調査は2012年7月

<編集部からのお知らせ>

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