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「働き方」という経営問題―The Future of Work―

人事政策と働き方を変える
「タレントマネジメント・システム」とは?

河合起季
【第8回】 2014年9月5日
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キャリアの“足跡”を
意識して働く時代に

 サイダスでは、「才能を引き出す」をコンセプトに、これまで紹介してきたような機能を持つタレントマネジメント・システム「CYDAS HR Platform」を作り上げた。

 「最大の特徴は、同じデータベース上で、目標管理とデータ分析・シミュレーション、社員とのコミュニケーションが行えること」と全氏は言う。キーワードから最適な人材を探し出したり、チームの最適な人材タイプの組み合わせを設計する機能など、多彩なアプリケーションを活用して、人材開発や適材適所の配置、採用、メンタルケアなどの人事戦略を立てることができる。

 企業規模や業種などによって求める機能は異なるが、ゆくゆくは業界ごとの標準テンプレートも開発される予定。そうなれば、中小企業も導入しやすくなるはずだ。

 人材の流動化やダイバーシティが進むなか、企業にとって、人材のデータベース化はより必要になってくるだろう。と同時に、働く側にも、自分のキャリアや目標、自己アピールをシステムに登録し、確認しながらキャリアアップを目指すことが求められる。

 これからは自分のキャリアの“足跡”がデータベースにしっかり記録されていくことを意識しながら働くことが重要になりそうだ。

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「働き方」という経営問題―The Future of Work―

人口減少による働き手の不足と経済・社会のグローバル化が、企業経営を取りまく大問題となっている。そのなかで、企業が競争優位性を築くためのキーワードとして浮上しているのが「ワークスタイル変革」だ。識者への取材や企業事例の紹介を通じて、すべての企業と働く人に問われている「働き方」の課題を明らかにしていく。

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