地域交流を担う「うらら伏古」
看取りにも積極的に対応

介護型7位の「うらら伏古」の居室内の様子。レイアウトなどは、入居者が自由にできるという。看とりや地域との交流に力を入れている

 介護型で7位となったのが札幌市東区に位置する「うらら伏古」だ。“終のすみか”として生活してもらうために、訪問診療の医師のサポートを受けながら、看とりを積極的に行っている。広部毅副ホーム長は「入居者の健康状態が悪くなってから『お看とり』を考えるところが多いが、ここでは入居した段階から最期に向けてケアしていくことが重要と考えている」と説明する。

 地域との交流も積極的に行う。年2回の消防訓練は入居者だけでなく、地域の人々にも積極的に参加してもらっている。「ちょうど本施設は地域の境目に位置するので、お互いの地域をつなぐ役割も果たしている」という。両地域のお祭りでも焼き鳥を焼くなど積極的に参加している。

 今後さらに重視して取り組んでいくのが「ダイバージョナルセラピー」というオーストラリアの介護施設などで取り入れられている療法で、「老いることを楽しむ」「生きる楽しさを持ってもらうようにサポートする」というのが基本的な考え方だ。

 同ホームでは、現在、これを学んでいる段階で、今後はどのように具体的な活動として落とし込むかを検討している。

●北海道の老人ホームトップ3(介護型)

順位 ホーム名 所在地 運営会社 入居定員(人) 5年総費用(万円) 合計得点
1 ネクサスコート真駒内 札幌市 ランドネクサス 68 3596 90
2 公楽苑 当別町 ふとみ総合施設 125 648 88
3 ネクサスコート白石南郷 札幌市 ランドネクサス 67 1790 87
3 はまなす芦野館 釧路市 (社医)孝仁会 56 1167 87

(実用ライフスタイル誌「ダイヤモンドQ」編集部)