青森県在住のFさんという読者の方からうれしい報告をいただきました。
Fさんは医師。患者や医療スタッフ、学生の前で話を頼まれることが多いそうです。

 しかし、いつも緊張してアガッてしまい、うまく話ができないと感じていました。

 なんとか克服しようと、スピーチに関する本、緊張対策の本を何冊も買い、勉強してきました。

 しかし、あまり効果を感じなかったそうです。
 ところが、拙著『【NHK式+心理学】一分で一生の信頼を勝ち取る法』のノウハウを実践してみたら、それまでがウソのように、落ち着いて話すことができました! と喜んで連絡をくださったのです。

 この本に記載されている「NHK式7つのルール」と「5秒沈黙法」を意識し、効き足を一歩前に出したら、アガらずに話せたできたそうです。
 おそらくFさんは、今回紹介した、「やってはいけないワースト5」の全部をやってしまっていたのでしょう。

 そうすると、ますます緊張してしまい苦手意識がどんどん強くなってしまいます。ここで、【前篇】と【後篇】のワースト5をまとめてみましょう。

●ワースト第5位――まったく緊張しない
●ワースト第4位――準備不足
●ワースト第3位――間違った深呼吸
●ワースト第2位――手を身体の前で重ねる
●ワースト第1位――「気をつけ!」の姿勢で立つ

 緊張感を感じるのは、プレゼンやスピーチのような、人前で話す場面に限ったことではありません。

 初対面の人と話をする時、上司に報告をしにいくとき、などドキドキ緊張を感じる状況は日常のさまざまな場面にもあります。
 うまく緊張感とタッグを組んで、あなたが周りの方々とすばらしい信頼関係を築かれることを願っています。

<著者プロフィール>
矢野 香(やの・かおり)
スピーチコンサルタント。信頼を勝ち取る「正統派スピーチ」指導の第一人者。
NHKキャスター歴17年。おもにニュース報道番組を担当し、番組視聴率20%超えを記録した実績を持つ。大学院では、心理学の見地から「話をする人の印象形成」を研究し、修士号取得。
現在は、国立大学の教員としてスピーチ研究を続けながら、政治家、経営者、上級管理職、ビジネスパーソン、学生などに「信頼を勝ち取るスキル」を伝授。
相手に与える印象の分析・改善力に定評があり、話し方・表情・動作を総合的に指導。全国から研修・講演依頼があとをたたない。
著書に、ベストセラーとなった『その話し方では軽すぎます!――エグゼクティブが鍛えている「人前で話す技法」』(すばる舎)などがある。
【著者オフィシャルサイト】http://www.authenty.co.jp