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富田直美 真説・IT考

パソコンのサポートは「HELP」か、
それとも「HELL」か?

富田直美
【第16回】 2014年10月31日
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 翌日、自宅までサービスマンが来てくれ、もったいないような「キーボード全交換」という実に綺麗な修理をしてくれた。

 レノボから委託されているPFUの方だった。実は私はIT業界に入る前に、ODSというコンサル企業でPFUのオフコンを販売したこともあり、ちょっとした縁を感じつつ、オンサイト保証の“光”を真正面から感じた。

修理における「陰」の体験

 最近は講演や講義等が増え、外での活動が増えており、愛用のシンクパッドを持参する機会が増えている。ちなみに正副マシンがあるのだが、ちょっとだけ性能のいい正マシンを持ち歩き、家とオフィスを往復している。重たいACアダプタは持ち歩かなくてよいように家用、オフィス用を持っている。

 幸いなことにここ数年シンクパッドのACアダプタのコネクターの形状も電圧も変わっていないので、PC本体を買うごとに、付属するACアダプタを使いまわすことができ、追加で購入したことは無い。

 さて先日のことだが、大学での講義のおり、PCと持参したACアダプタを接続し、講義を始めた。

 講義が2時間程経過した時、パソコンから警告のサインが出て、電池残量が3%を切っているとの事。ACアダプタを見たが全く問題は無いし、コンセントにもつながっている。

 でも、確かにPC本体の充電ランプが点灯していない。そこでACアダプタをPC本体から抜き、PCの雌コネクター部分をみると、そこが壊れ、リン青銅?でできた端子がむき出しになっていた。

 これでは充電ができるわけがない。そこでPCを落とし、教務から別のパソコンを借り、あらかじめ当日の講義内容をコピーしておいたUSBメモリを使用して講義を続けた。

 やはり、USBメモリへのバックアップは絶対に必要だし、USB3.0は超高速なので大容量データでもバックアップ作業が著しく改善されており、最近は苦にならなくなった。読者のみなさんも、USB3.0規格のUSBメモリや、対応ハードディスクの性能を絶対に利用すべきと言いたい。大幅な時短効率アップが買うだけで得られる。素晴らしいですよ。

 さて、このPC側のACアダプタ雌コネクターの破損。どうなったか。ここに大きな“陰”があった。

 帰宅後、オンサイトサービスに連絡、パソコンのシリアル番号を伝えただけで、早速、部品を翌朝までに届け、同時にサービス員を送り込んでくれることとなり、大いなる“光”を感じ、「多少高くてもオンサイトサービスに入ったのは慧眼?」と自画自賛していると、1時間後に私の携帯が鳴る。

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新しいIT技術に基づく製品やサービスは、人間、社会にどんな影響(ポジティブ、ネガティブ)を与えるのか? 先端IT企業9社の経営経験を経て、現在は名門シンクタンクの理事を務め、大学で人間力を教える著者が、わかりにくいITとIT業界の動きを人間力によって立つ問題意識を元に考察する。

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