「実現する夢」の基準

 どういうビジネスが成功するか。

 どういう目標なら、実現の可能性があるか。

 一つの基準は、「やるほうとしては100%、客観的に見て50%の見込みがある」。その基準をクリアしていれば、迷わずやったほうがいいでしょう。でも、たとえ「やるほうとしては100%、客観的には10%」でも、本人がどうしても「やりたい」というのなら、やったほうがいいのです。

 無謀なチャレンジを繰り返したあとに、ようやく見えてくるものがあるかもしれない。その人が、人生を通して追いかけていくものには、他人が見たらバカかと思うような数々の失敗を経なければ、辿りつけないかもしれない。
だったら、やるしかないでしょう。

「100%できる」と確信できることに挑戦するなら、たとえそれが大失敗に終わっても、確実に大きな結果を手にするはずです。経験によって身につけたものは、決して失われることのない宝物なのですから。

 次回の掲載は11月27日を予定しています。