「あいさつができる部下」を
育てるたった1つの方法
部下があいさつをしないのは、実は上司であるあなた自身が、進んであいさつをしていないことが原因であることも多いのです。「あいさつができる部下に育てたければ、上司である自分が率先してあいさつをする」ことが、最も効果的な方法と言えます。これに勝る方法はありません。
上司に対してあいさつを返さない部下がいても、決して腹を立ててはいけません。努めて笑顔を作り、目を合わせて再度あいさつするようにします。相手は、「部下である自分から先にあいさつをしなければいけなかった」と反省するはずです。一度や二度では気づかなくても、続けていけば必ず気づくでしょう。「上司や先輩に自分から先にあいさつをしないのは、とても失礼なことだ」と。
先にあいさつをしたあなたは、あいさつをして気持ちが良くなり、しかも部下に反省を促すことができる。まさに一石二鳥です。
それでも中には、なかなかあいさつができない者もいるでしょう。ここで、「無視された!」「失礼なヤツ!」と感情的になってはいけません。呼び止めて厳しく注意しても、お互いに気分が悪くなるだけで、あいさつ本来の目的が損なわれてしまいます。「おはよう。あいさつすると元気が出るよ」と、明るく笑顔で教えてあげれば、部下もあいさつを返すことができるようになるはずです。
(次回掲載は、未定です)