メンタルヘルスと運動も欠かさずに!

 メンタル面の管理もアンチエイジングではとても大事です。お酒を飲むにも「1人で飲む」より「みんなで飲む」方が楽しい気分になれますし老化や病気のリスクが少ないという比較データがあります。特に「怒り」は2時間以内に心血管障害と相関していたという調査報告もあります。いらいらや怒りは上手にコントロールしましょう。

 運動はアンチエイジングに欠かせません。食後1時間に15分程度かけて有酸素運動と筋肉運動をすると「糖化」防止に役立ちます。最も手軽な有酸素運動はウォーキングでしょうが、ゆっくりだらだら歩くのではなく、歩行スピードを上げて歩くのがおすすめです。歩行スピードと長寿は相関するというデータがあります。筋肉運動としては、スクワットや階段の上り下りが道具なしにできるのでおすすめです。

 老化が進むと将来寝たきりの状態になってしまう場合もありますが、寝たきりになる原因の4番目と5番目にあげられるのが、骨折・転倒と関節疾患です。骨が弱くなる骨粗鬆症の予防には適度の運動とカルシウムやビタミンDの摂取。関節にお勧めなのはグルコサミン、コンドロイチン、コラーゲンなどですが、膝関節などに異変を感じたら早めに医師にかかることも大事です。

 こうした一つ一つの積み重ねがアンチエイジングには重要であり、若さを保つにはそれなりの努力が必要ということです。年齢を重ねると「差」が出てくるので、「今はまだ若いから……」と油断せず早目に生活習慣を改善するよう心掛けましょう。