今回はNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」の主題歌「麦の唄」を歌う。「マッサン」は日本で初めて国産ウイスキーを作った主人公と国際結婚した妻のドラマだ。12年前と同様、前向きの変化につながることを期待したいところだ。

羽生選手にガンバ大阪
12月も相次いだ「逆転」現象

 今年の漢字は「税」が選ばれたが、漢字2文字で良ければ今年のキーワードは「逆転」だと思う。ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」の評価の逆転など、今年はこのコラムで何度も触れてきたが、「逆転現象」が目立った。12月になっても、男子フィギュアスケートでは羽生結弦選手が流血事故から完全復活し、今季世界最高点を出し優勝。日本人初のグランプリファイナル2連覇を果たすという逆転劇を演じた。

 サッカーJリーグでは、ガンバ大阪が18チーム1シーズンぶりとなった2005年以降で、勝ち点差14をひっくり返しての最大の逆転優勝を果たした(表2)。

 また12月10日には前回予想した通り、気象庁は「エルニーニョ現象は既に夏から発生していたと考えられる」と発表、今夏は6月からエルニーニョ現象が発生していたと認めた(表3)。

エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米のペルー沿岸にかけての広い海域で海面水温が平年に比べて高くなり、その状態が1年程度続く現象。気象庁では、エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差の5か月移動平均値が6か月以上続けて+0.5℃以上となった場合をエルニーニョ現象と定義
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 景気動向指数による機械的な景気の基調判断は8月分以来「下方への局面変化」である。それは、景気の山がそれ以前の数ヵ月間にあった可能性が高いことを示唆する弱い判断だ。景気の基調判断は、一致CI(景気動向指数のうち景気とほぼ一致して動く指数)の3ヵ月後方移動平均の9月分前月差がそれまでの+0.16から0.00に下方修正されたため、1月発表の11月分速報値より後に、上方修正は持ち越された。しかし、近いうちに景気拡張の可能性が高いことを示唆する「改善」に上方修正され、景気判断も「逆転」しよう。