2023.12.20
「阪神・日本一→日銀の金融政策激変」の歴史再び?38年前との意外な共通点の数々とは
阪神タイガースが初めて日本一になった1985年は、バブル景気のきっかけとなった年だった。2度目の日本一を達成した2023年が、賃上げやDX投資などを通じて、デフレ経済から完全脱却するきっかけの年であったと後年振り返りたい。本稿では「トラキチ…
景気循環学会 常務理事
たくもり あきよし
都銀初のマーケットエコノミスト。パイオニアである日本の月次経済指標予測に定評がある。身近な社会データを予告信号とする、経済・金融のナウキャスト的予測手法を開発。そのほか「景気ウォッチャー調査」などの開発・改善にも取り組む。「景気循環学会」常務理事。
2023.12.20
阪神タイガースが初めて日本一になった1985年は、バブル景気のきっかけとなった年だった。2度目の日本一を達成した2023年が、賃上げやDX投資などを通じて、デフレ経済から完全脱却するきっかけの年であったと後年振り返りたい。本稿では「トラキチ…
2015.3.24
春の訪れとともに、経済指標の内容も段々と明るくなってきた。最近は「15~17年ぶり」、「22~23年ぶり」といった明るいデータが散見される。経済の好循環が回り始めていると思われる。
2015.2.26
昨年ヤンキースで11勝と2ケタ勝利を挙げた黒田博樹投手が広島に復帰。広島がAクラスになると我が国の名目成長率が高めになる傾向がある。黒田投手の復帰はデフレ脱却を目指す黒田東彦日銀総裁への応援材料になりそうだ。
2015.1.29
GDP統計の悪さなどが足元の景況感悪化要因で、それにより成田山の初詣参拝者増加などの現象もみられる。こうした悲観的な見方も、12月分景気動向指数や10~12月期GDPなどが発表される2月頃には逆転するとみられる
2014.12.26
「人生の応援歌」が流行すると、景気はもたつき局面を脱するケースが多い。人が前向きな気持ちなるきっかけになるからだ。そういう意味で、今年の紅白歌合戦では中島みゆきさんが歌う「麦の唄」が注目される。
2014.11.27
消費税の悪影響はかなり薄れたものの、天候要因が依然、消費の足枷となっているようだ。だが、12月総選挙は経験則上、景気拡張局面を示唆。景気基調判断も早ければ1月に「逆転」で景気拡張局面を示す「改善」になりそうだ。
2014.10.23
10月25日から甲子園球場で日本シリーズが始まる。今年の組み合わせは阪神vs.ソフトバンク。球団人気ランキング2位同士という人気者の組みわせは、過去のデータから見て景気浮揚効果が期待できる。
2014.9.26
8月の豪雨が景気回服に水を差した。家計調査でも7月のボーナスは前年同月比2.9%の減。ただ、勤労統計によれば7.3%の増加と反対の結果。統計数字は様々な角度から、総合的に見ることが肝要だ。
2014.8.19
4~6月期実質GDP成長率が前期比年率▲6.8%と大幅マイナスに。だが、エルニーニョ現象は発生せず、懸念材料がひとつ消えそうだ。身近な社会現象も景気持ち直しを示唆しており、7~9月期以降は景気回復が見込まれよう。
2014.7.25
足もと弱含みの経済指標も散見され、景気見通しには不透明感が漂う。だが、「ルーズヴェルト・ゲーム」の視聴率、エルニーニョ現象発生時期の夏から秋への後ズレなど、身近な社会現象も、景気持ち直しへの「逆転」を示唆している。
2014.6.24
景気ウォッチャー調査でみると消費増税の影響は想定通り一過性の落ち込みにとどまりそうだ。身近なデータでもセ・パ交流戦を通して巨人がセリーグの首位に浮上したことなど、足もとの景気の明るさを示唆するものが多い。
2014.6.9
いよいよ6月12日(現地時間)から、サッカー・ワールドカップが始まる。「優勝国はどこか」「日本はどこまで勝ち上がるか」。過去のジンクスを基に予想すると、日本代表はベスト8進出に希望が持てる。
2014.5.23
エコノミストのコンセンサス調査をみると、ほとんどのエコノミストが14年度夏以降の景気を上向きとみている。身近な指標では「嵐」の新曲「GUTS!」の初動売上が50万枚を超え、景気の腰の強さを示している。
2014.4.23
消費増税後の経済与える影響が徐々に判明してきた。個人消費では反動減が起きているものの、ほぼ想定の範囲内。中央競馬では、今年GⅠ3レース目である桜花賞で、初めて売上が前年比プラスに。身近なデータは4月以降もしっかりしている。
2014.3.25
消費増税の影響など織り込み先行き不透明な景気局面に突入した。景気ウォッチャー調査を使った株式の模擬売買においても、日経平均を売り建てに転換。一方、大相撲懸賞本数は史上最高を記録するなど身近なデータはしっかりしている。
2014.2.24
最近、実質GDPなど弱含んだ経済指標も出ている。市場が見逃しているデータチェックし、今後の景気の行方を考えてみよう。消費税増税後に個人消費が6、7月に持ち直すかどうか。焦点は夏のボーナス動向と、サッカーW杯だ。
2014.1.24
最も速報性がある政府の経済調査である「景気ウォッチャー調査・12月調査」は統計史上第2位の高水準になっている。紅白歌合戦、箱根駅伝の視聴率、百貨店の売上などをみても、景気の回復調は底堅いことがうかがえる。
2013.12.25
1964年の東京オリンピックが決まったのは1959年。当時プロレスの大スターだった力道山はこれにヒントを得て『ワールドリーグ戦』を実現させ、プロレス人気を復活させた。2020年のオリンピックに向け、今その発想を学ぶべきだ。
2013.11.29
統計上見た目では弱含んだ7~9月期GDPベース個人消費。これは天候不順の一時的悪影響。真の足元の消費動向を、テレビ番組の視聴率など景気の予告信号である身近なデータから読み解いてみよう。
2013.11.1
毎年12月に京都・清水寺で発表される「今年の漢字」は、いまや年末の風物詩。今年も11月1日募集が始まった。振り返ると選ばれた漢字がその年々の景気の良し悪しを映しているように感じられる。さて今年は?
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