それに、コーヒーはビジネスパーソンにとって、もっとも身近な飲み物。出先で出していただく飲み物も大抵の場合はコーヒーで、「コーヒーとお茶と紅茶と…どれになさいますか?ホットもアイスもございます」とたずねられる機会も限られるはずです。営業職の方などは、好むと好まざるとにかかわらず、コーヒー漬けの一日を送ることも多いかもしれません。

 そうであれば、量にとらわれず、その一杯をより仕事に生かすシチュエーションや方法を考えてみましょう。

仕事中の気分転換ができる
コーヒーの上手な飲み方

 たとえば、仕事中に気分転換をしたいときのコーヒーの飲み方。ちょっと一息つきたかったり、リラックスしたいときにコーヒーを飲むこともあるでしょう。こうしたときには、五感の中でもっともダイレクトに脳に届くといわれている嗅覚に刺激を与えるように、香りに重きをおいた飲み方がおすすめです。缶コーヒーよりも挽きたてのコーヒーの方が香りを楽しめるでしょうし、今はコンビニでも安価でおいしいコーヒーが買えるので比較的トライしやすいですよね。

 特に、冷たいものよりも温かいものの方が、香りは引き立ちやすいのでおすすめです。冷たい物の摂りすぎでも胃腸を弱らせてしまいがちな夏こそ、ホットコーヒーをいただいた方が良いとも言えます。感覚は、他の五感をふさぐとより感じやすくなりますから、最初の数口は目を閉じて飲むのもおすすめです。

 逆にもったいない飲み方なのは、香りを楽しむこともなく、デスクワークをしながら、冷めた1杯のコーヒーを何時間にもわたっていただくこと。コーヒーならオフィスで無料で飲めるし、常にデスクにコーヒーがほしい!という方は、せめて、コップになみなみと注ぎいれるのではなく、毎回、6分目くらいの量でいれてみてください。いくらコーヒーが気分転換になるといっていても、ずっと机にはりついているようでは、せっかくの気分転換効果も減ってしまいます。コーヒーのために一度立ち上がってちょっと歩く、背伸びをする、深呼吸をする…そんな動作も気分転換にとつながるはずです。