出張時にも出先近所の
施設で汗を流せる

 中には定額料金内でパーソナルトレーニングを行っているジムもあり、大手スポーツクラブでは、通常は別料金となるゴルフやテニスも、追加料金なしで受けられるところもある。

 レスパスは大手ゲーム運営会社・グリー社内で行われた新規事業コンテストから生まれたものだ。

「日本のフィットネス市場で、レッスンをもっと身近に自由なものにしたい。そういう目標でスタートしました。米国でも同様の定額サービスが急成長を遂げており、本格的に事業として取り組むことにしたのです」(グリーのヘルスケア事業部・斎藤佐智子氏)

 レスパスを使えば、平日は会社の近くのジムで汗を流し、休日は自宅圏内で別のレッスンを受ける。出張時にも現地の施設に予約をしておけば、場所や時間に縛られることもない。現在は首都圏、京阪神、中部圏(愛知)に展開を行っている。

 もっと自由に体を鍛えたいという人には、オンラインのフィットネス動画サービスも出現している。Fit-lib(フィット・リブ)は、プロの講師が教えるプログラムを、パソコンやスマホで好きな時間に見られる仕組みだ。小さなスペースでも効率的に体を動かせる内容になっており、毎月、新作が更新される。こちらは、月額1980円からとなっている。

 日本のフィットネス市場規模は、現在4300億円。ここ3年は連続で成長しており、2015年には最高の売上げを記録している。まだまだ“伸びしろ”があるこの業界。今後はいかなる手で多様化を進めていくのだろうか。

(吉田由紀子/5時から作家塾(R)