たとえば、会社をあげての大きなプロジェクトが成功に終わった時、そのプロジェクトを導いたプロジェクトリーダーが、「いえいえ、このプロジェクトの成功はたいしたことありません」と謙遜しすぎて周囲に伝えたら、どうでしょうか?

 それでは、プロジェクトに関わってきたメンバーにとっては、満足のゆく終わり方にはならないでしょう。

「謙虚」であることは美徳ですが、「謙虚すぎる」ことは美徳と言えるのでしょうか。

 メンバーの気持ちを考えると、一人ひとりが「有終の美を飾った」と感じられるエンディングとなること、それがなによりも大切なことです。

 プロジェクトが成功したのであれば、みんなで喜びを享受する。

 それが、一人ひとりが自分自身をきちんと褒め、尊ぶということになります。まずリーダーが、成し遂げた功績について認め自身を尊ぶことで、メンバー一人ひとりが自身を尊ぶことができるようになります。

自分が自分を100%信頼できたら
自信を持って仕事ができる

 一流のリーダーたちは、「自分を尊ぶ心」をもち、「自分を尊ぶ喜び」を知っています。

 それゆえ、一流のリーダーたちは、まるで「自分らしくあれ」と言わんばかりに、「自分らしさ」を大切にしながら仕事を進めています。「等身大」の自分を周囲に見せることを恐れることなく自信をもって前へと進んでいきます。

 誰よりも「自分」が「自分」のことを最も「信頼」しているのです。

 自分自身を100%「信頼」できたら、どんなに幸せでしょうか。

「どうせ私にはできない」「どうせオレなんて無理」などと、言葉には出さないまでも心のどこかで思っている人は、自分を信頼していない部分があるということになります。

 自分を100%信頼している人は、たとえ一時的に逆境に陥っても、「また何とかなる!自分なら大丈夫!」と、次のステージへと向かっていくことができるのです。

 すこしずつ自分との信頼関係を深めていきたいですね。