80年代以前に比べると、バッグはかなり重くなっているはずだ。私は10年前からリュックサックにしている。PC、数冊の本、クリアファイルに入れた資料を数セット、ノート、筆記具、スマホ、携帯音楽プレーヤー、電気製品の充電器、ここでご紹介した携帯読書グッズなどを入れているが、4~5kgにはなるだろう。

 以前はショルダーバッグに本を詰め込んで歩いていたが、長年の右肩への負担がたたり、頸椎にずれが出て、首痛と手のしびれが出ることになった。

 外科医に相談すると、「まず、ショルダーバッグはバランスが悪いので厳禁、本やディスプレーを見るときは顎を引いて見下ろすように、バッグは持つのをやめ、キャスター付のキャリーバッグにするとよい」と助言された。

 本やディスプレーを見るときの姿勢を正すために探したのが、ここでご紹介した「書見台」「携帯ブック・ホルダー」「クリップ・スタンド」「ブック・ストッパー」である。

 キャリーバッグはしばらく使ってみたが、段差のある場所では手で持ち上げことになるので、かなり歩きにくくて動作が複雑になる。結局やめてしまい、リュックサックに切り替えた。

 先の外科医によると、「リュクサックは両肩に負担がかかるが、ショルダーバッグのように片側だけに力がかかるスタイルよりはまだまし」だそうで、次善の策としてリュックサックにした。

 スーツにリュックサックではなんとも奇妙な恰好だとは思ったが、「ビジネス・リュック」を愛用している人は意外に多いことがわかった。「ビジネス・リュック」とカテゴライズしているカバン店もある。みんな首痛や頭痛もちなんだろうな。

 リュックは容量が大きく、たくさん入ってしまうので、注意しないと10kg近くまで重量が増えてしまう。そこで、本は5冊まで、と決めている。

 ちなみに、リュックに切り替え、読書グッズを使い始めてから1ヵ月ほどで首痛と手のしびれは消失し、この10年間、再発したことはない。

 筆記具はリュックに7、8本入っている。本にはどうしても書き込んでしまうので、3色、あるいは4色ボールペンを常用しているが、なかなか良いものがなかった。しかし、2007年にパイロットが「消えるボールペン」を発売して以来、この製品を多用している。

 ペンなど、他の読書用小道具については次回に。

(次回は4月29日金曜日)