約3年の月日をかけて、伝説の名著3部作・計4冊2000ページ超がたった1冊に凝縮された『最強のコピーライティングバイブル』がついにリリース!
鉄板の法則を「骨」とし、国内成功100事例で肉づけした著者の横田伊佐男氏。
発売早々重版が決まった本書から、コピーライティングの極意をこっそり紹介してもらおう。
「型15:エピソードを伝える」
人はニュースなどで新しい情報を集める習性がある。
そのため、ニュースを読み慣れている。その筆致をマネ、役に立つ記事風のコピーを書くことで、注目率を高めることを狙う。
また、セールス色が少ない筆致は、警戒心なく読んでもらえる効果も期待できる。
●文法
体験エピソードまたは客観的事実
●基本例文
「信じられないかもしれませんが、こうして私はひと晩で成績をアップさせました」
●事例
「なんで、私が東大に。京大に。医学部に。」
(出典:四谷学院<ブレーンバンク>、WEB)
「続けやすさを実感しています。」
(出典:日本サプリメント株式会社、WEB)
※上記2つとも、実際のクリエイティブ例は、本書にて紹介。
●ポイント
商売気のない事実は、人の心に訴えかけることができる。
この習性を利用して、事実を興味深く書き、目に留まらせることを狙う。
1つ目の事例は、予備校のコピー。
実際の受験者とともに難関校や難関学部の名前を出して、簡潔なエピソードコピーに仕立てている。
ちなみに難関校の名前は、「早大」「慶大」「北大」「東北大」「阪大」「九大」などがあり、様々なパターンがある。
2つ目の事例は、“継続使用”を実感させるエピソードコピーだ(タレントのダンカンさんを使用)。
その成果として、特定保健用食品血圧カテゴリーで8年連続通販売上No.1、出荷数量800万袋超、約8割が継続愛用ご希望というロングセラーの実績をたたきだしている(出典:日本サプリメント株式会社HP)。
両事例ともに、決して商品(ダブル教育/ペプチドエースつぶタイプ)の宣伝ではなく、自らのベネフィットをエピソードで語っている点にある。
広告主が語るのではなく、体験者が代理人としてベネフィットを語ることが成功のポイント。
そうすると、グッと信ぴょう性が増す。