約3年の月日をかけて、伝説の名著3部作・計4冊2000ページ超がたった1冊に凝縮された『最強のコピーライティングバイブル』がついにリリース。発売たちまち重版出来となった。
鉄板の法則を「骨」とし、国内成功24業種100事例で肉づけした著者の横田伊佐男氏。
「Amazonランキング大賞2016上半期【ビジネス・経済】ベスト10」にランクインした『稼ぐ言葉の法則』著者で、「日本一のマーケッター」の神田昌典氏が「今後100年、歴史に刻まれる名著」と断言した『最強のコピーライティングバイブル』から、コピーライティングの極意をこっそり紹介してもらおう。
「型27:『読み手を試す質問』とする」を入れる
ここまで4カテゴリー、すなわち「新情報訴求」「価格訴求」「情報・エピソード訴求」「キーワード訴求」について紹介してきた。
最後は、これらのカテゴリーにとらわれない、もしくはミックスした変則的な訴求方法だ。
「その他訴求」の型は、全部で10になる。
●文法
状況・ヒント+疑問詞
●基本例文
「正解率50%。あなたはこの◯◯に答えられますか?」
●事例
「問題:なぜ、このサイトではあなたの不動産を
高く売ることが出来るのか?」
出典:株式会社Q(WEB)
「フリーアナウンサー
中川祐子さんは、何歳でしょうか?」
出典:サントリーウエルネス株式会社(WEB)
※実際のクリエイティブ例は、本書にて紹介
●ポイント
1つ目の事例は、不動産売却一括査定サイトで、8年で150万人以上の利用実績を誇っている(出典:不動産売却一括査定を徹底比較HP)。
2つ目の事例は、サントリーウエルネス社の得意技である年齢当てクイズだ。
見た目よりかなり若く見えるタレントの年齢を当てれば、同社の人気商品「セサミンEX」を無料お試しできるというコピーで読み手を試している。
ちなみに、タレントの掲載時年齢の正解は◯◯歳!
是非、本書で確認してみてほしい。
日本人はクイズ好きである。
中でも腕試しのような質問には、ついつい乗せられてしまう。
この習性を利用すれば、注目度を上げやすいが、そのつくり方に妙がある。
クイズとなる問題をシンプルにして、答えを問題の近くに置くことだ。
読み手の脳内処理負担をできるだけ少なくしながら、興味喚起を最大限に高めよう。