約3年の月日をかけて、伝説の名著3部作・計4冊2000ページ超がたった1冊に凝縮された『最強のコピーライティングバイブル』がついにリリース。発売たちまち重版出来となった。
鉄板の法則を「骨」とし、国内成功24業種100事例で肉づけした著者の横田伊佐男氏。
「Amazonランキング大賞2016上半期【ビジネス・経済】ベスト10」にランクインした『稼ぐ言葉の法則』著者で、「日本一のマーケッター」の神田昌典氏が「今後100年、歴史に刻まれる名著」と断言した『最強のコピーライティングバイブル』から、コピーライティングの極意をこっそり紹介してもらおう。
「型26:証言スタイル」にする
ここまで4カテゴリ、すなわち「新情報訴求」「価格訴求」「情報・エピソード訴求」「キーワード訴求」について紹介してきた。
最後は、これらのカテゴリーにとらわれない、もしくはミックスした変則的な訴求方法だ。
●文法
成果・問題+証言表現
●基本例文
「私がここまで減量できたかを聞いてください」
●事例
「ずっと続けていきたいです。」
出典:日本サプリメント株式会社(WEB)
「最近、ハグキが弱ってきたみたい」
「年齢のせい?」
出典:サンスター株式会社(新聞広告)
※実際のクリエイティブ例は、本書にて紹介。
●ポイント
「証言」というのは、第三者の意見やコメントを連想させるので、書き手の恣意性が薄く、客観性が強く伝わりやすい。
このことは、読み手の警戒心を解き、信頼性を勝ち取ることにつながる。
実践では、意思を持った1人をピックアップする「代表証言タイプ」と、顧客の代表的声を淡々と載せる「ユーザーズボイス(利用者の声)タイプ」の2つに大別して使い分ける。
1つ目の掲載事例は、「代表証言タイプ」。
2つ目の事例が、「ユーザーズボイス(利用者の声)タイプ」である。
著名タレントを用いた1つ目の事例は、リピート購入を実感させるようなコピーだ。
その成果として、これまで出荷数量600万袋突破、約8割が継続愛用希望というロングセラーになっている(出典:日本サプリメントHP)。