[前回のあらすじ]日本の中堅デパート「創栄百貨店」の中国法人に赴任中の新人企画マン・山上光太郎は、総経理直々に、手詰まり感がある会社経営の現状を打開するための戦略レポートを作成するよう命じられ、途方に暮れる。週末、「何かヒントを得られるのでは」という期待を胸に、ガールフレンドのリンと共に上海万博を訪れた光太郎。日本産業館の「世界一豪華なトイレ」を見ようと扉を開けた途端、暗黒の空間に吸い込まれてしまう。目を覚ました2人の目の前に現れたものは……なんと「太陽の塔」。ということは、ここは大阪万博の会場、つまり1970年の日本ということか? 光太郎とリンの摩訶不思議な「日本経済の旅」が始まった。(全8話 漫画・月村朝子)
【漫画】未来世紀チャイナ
~光太郎とリンのタイムトラベル物語
第2話「高度経済成長の“影”を背負った少女」(1970年)
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